中国船が体当たり、ベトナム漁船沈没 南シナ海

【ハノイ時事】中国が石油掘削を始めた南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島海域で26日、ベトナム漁船中国船から体当たりされて沈没した。

南シナ海で、ベトナム漁船が中国漁船に衝突されて沈没した。事件が発生したのは、ベトナム沖の西沙諸島海域。漁師10人を乗せた漁船は、40隻の中国船に取り囲まれて、激しく体当たりを受けた。船体は損傷し、全員が海に投げ出されたという。

幸い、全員が別のベトナム漁船に救助されたが、同海域では中国船113隻とベトナム船40隻がにらみ合っており、一触即発の状況だ。

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ホアファット、鉄道レール生産に向け独SMSと契約

鉄鋼大手のホアファット・グループ(HPG)は5月29日、製鉄設備大手の独SMSグループとの間でレール用鋼材や特殊鋼の生産ライン設置に関する契約を締結した。年産能力は70万トンで、2027年第1四半期に高速鉄道向けレールの出荷を開始する計画。これにより、ホアファットは東南アジアで唯一の高速鉄道レール製造会社になるという。

CMA―CGM コーポレーション(SNP)、ハイフォンで港湾開発

仏海運大手のCMA―CGMグループは26日、ベトナム北部ハイフォンで新たなコンテナターミナル(CT)を開発するため、サイゴン・ニューポート(SNP)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。総投資額は約6億ドル(約860億円)で、設計、建設、運営を含む官民連携のプロジェクトを推進する。新ターミナルは「ラックフェン7・8」として、ハイフォンの戦略的拠点であるラックフェン地区に建設される。

ベトナム、F-16戦闘機購入で米国と合意

米国政府日に語った、ベトナムは米国とF-16戦闘機の購入で合意した。

ベトナムの首都ハノイで2024年12月19日、国防省が主催して兵器や防衛関連装備品の国際展示会が開かれた。軍用品のロシア依存から脱却し、調達先の多角化を図る狙い。

 米国は大規模な代表団を組み、ベトナムが購入に関心を示すC130輸送機を展示。在ハノイの外交筋によると、C130の売却交渉をてこに関係を強化する思惑とみられる。

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