ベトナムにおけるマグロ漁近代化支援プロジェクトの展開開始について

【ご参考】写真は現地で竣工したマグロ漁船(実証船

ヤンマー株式会社(本社大阪市:社長 山岡 健人、以下ヤンマー)は、近年高い経済成長を続けるベトナムにおいて、現地マグロ漁漁船の近代化支援プロジェクトを展開してまいります。

ベトナムの水産業は輸出額において世界でも有数の地位を築いており、同国における重要な産 業となっています。国内には9万隻を超える多数の漁船が稼働していますが、そのほとんどが木造漁船であり、船舶推進効率が低く、また搭載している推進用エ ンジンの大半に燃費や排気ガス濃度が劣悪な中古機関が使用されています。このことは漁業採算性を悪化させるだけでなく、地球温暖化の助長要因ともなってい ます。

こういった現地の漁業における課題に着目した当社は、同国においてヤンマーならではのソリューション提 案を今夏より開始いたします。現地における持続可能な漁法として、手釣り漁業(Hand Line Fishing)に注目し、漁獲されたマグロの鮮度保持や品質改善に関しても取り組み、マグロ漁業者の事業採算性向上や、漁船の省エネルギー化・漁獲され たマグロの鮮度改善なども両立させるプログラムの提案と実証試験を行っていきます。

ヤンマーは長年にわたる国内漁船漁業への事業展開で培ったノウハウをベースに、ベトナム水産業の全般的な状況をマーケティングすることにより、現地市場が抱える課題を自社独自のソリューション提供によって解決することを目指してまいります。

1.ベトナム漁船漁業の背景と課題

ベトナムの水産業は輸出額において世界第5位の地位を築いており、同国における外貨獲得の 重要な産業となっています。国内には9万隻を超える漁船が稼働しています。しかし、その多くは安価な中古エンジンを搭載した、昔ながらの木造船であり、船 舶推進効率の悪い船体デザイン(設計)や、燃費効率の悪い中古エンジンが採用・搭載されています。

また、せっかく漁獲した魚も船内での鮮度保持や冷凍保管技術が発達していないため、低い魚価で市場へ流 通せざるを得ない状況です。さらには、排気ガス規制にも対応できておらず、地球温暖化対策が世界レベルで叫ばれる中、このような状況を自国内だけで解決す るには困難な状況が続いていました。

2.ヤンマーが現地で展開するプロジェクトの概要

  1. ベトナム中南部地域のカインホア・フーイエン・ビンディンの3省で、現地マグロ漁船(漁業)の近代化プロジェクトに、現地のニャチャン大学船舶研究所(UNINSHIP)の協力を得て取り組んでいきます。
  2. ニャチャン大学船舶研究所(UNINSHIP)で建造した、最初の実証船を8月初めに完成させ、9月から試験操業を開始する予定です。
  3. 本事業は経済産業省の「地球温暖化対策技術普及推進事業」の採択候補としてもノミネートされており、今後この実証試験船を使って CO2の削減効果に関するデータ取りも実施予定。

3.マグロ漁船(実証船)の概要

  1. 全長18m、35トン(国際トン数)、船型のベースはヤンマー製
  2. 推進装置 ヤンマー製クリーンディーゼルエンジン(出力350馬力クラス)搭載
  3. 船体構造 FRP(ガラス繊維強化プラスチック)製漁船

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