ベトナムの全国賃金評議会は4月12日、2022年7月1日の法定統一最低賃金引き上げを政府に対して勧告た。引き上げのスケジュ金額は以下のとおり。
地域Ⅰが468万VND、地域Ⅱが461万VND、地域Ⅲが363万VND、地域Ⅳが325万VNDとされ。
直近の最低賃金の改定は2020年1月1日に実施され、地域Ⅰが442万VND、地域Ⅱが392万VND、地域Ⅲが342万VND、地域Ⅳが307万VNDとされ、現在まで調整されていない。
2022年6月18日、首相は最低賃金を改定への実施に関する決定第38/2022/NĐ-CP号を発行した。
ファム・ビン・ミン副首相が18日付で関連書類に署名した。※政令38/2022/NĐ-CP号の付録によれば、した地域別最低賃金。
第1地域:468万VND(約2万5400円)※+5.88%増
第2地域:416万VND(約2万2600円)※+6.12%増
第3地域:363万VND(約1万9800円)※+5.83%増
第4地域:325万VND(約1万7700円)※+5.86%増
※政令90/2019/ND-CP号の付録によれば、ホーチミン市、ハノイ市、ハイフォン省、ビンズオン省やバリアブンタウ省などの日系企業が多く所在する地域は第1地域に含まれています。また、ダナン市やバクニン省等が第2地域に分類されます。
2024年6月18日 ベトナムの最低賃金、6%上昇
ベトナム政府は7月1日から企業で働く労働者の最低賃金を約6%引き上げる見通しだ。正式決定前だが、実現すれば改定は2年ぶりとなる。物価上昇に対応する措置で、一部地域は上昇率が2割に達する。
第1地域:496万VND(約3万866円)
第2地域:441万VND(約2万7444円)
第3地域:386万VND(約2万3983円)
第4地域:345万VND(約2万1437円)