VN航空、機体に被けん引車衝突し乗客200人に影響

14日6時10分頃、ベトナム航空(VNA)のホーチミン発ハノイ行きVN900便の機体を被けん引車で駐輪場から滑走路へ引く作業中、機体と被けん引車 を繋ぐシャーシが外れ、被けん引車が機体前方に衝突し、同便に搭乗していた乗客約200人に影響が出た。14日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。

乗客によると、事故当時、乗客は既に座席に着き、機内で救命胴衣についてのアナウンスが流れているところに衝撃音がし、機体が大きく揺れた。6時30分 に客室乗務員が技術的な問題により同便の出発を7時30分に遅延すると発表し、乗客を別の航空機に誘導した。しかし、この便の出発も遅延し、乗客は機内で 待機を強いられ、1時間後にようやく出発した。

この事故で、被けん引車の運転手は職務停止処分とされている。