ベトナム、コロナリゾートで地元住民のカジノ利用を許可

ベトナムは、コロナ・リゾート＆カジノでの自国民の恒久的な入場許可、および グランド・ホーチャム・リゾート と バンドン統合型リゾート（IR）計画地 における 自国民入場の5年間の試験運用 を正式に承認した。

2025年11月26日に公布された 決議第307/2025/NQ-CP によれば、政府は自国民のカジノ入場を、これまでの単一の試験施設から初めて拡大した。この決議は即日施行され、2017年に自国民入場が限定的に試験導入されて以来、最も大きな政策転換となる。

拡張にもかかわらず、入場条件は厳格に管理されている。ベトナム国民は21歳以上で法的に能力があり、最低収入要件を満たす必要がある。具体的には、月額安定収入が1,000万VND（約370ユーロ）以上、または高率の所得税対象であることが求められる。入場料は変更なく、24時間パスは1,000,000VND（約40ユーロ）、月間パスは25,000,000VND（約1,010ユーロ）である。家族は依然として正式に異議を申し立てることができ、個人の入場を拒否できる。

今回の変更の中心となるのはフーコック島の コロナ・リゾート＆カジノ であり、同施設はベトナム国民の恒久的な入場許可を得た。コロナは従来の試験プログラムにおいて自国民の入場が唯一認められたカジノであり、この措置を無期限化したことは、当局が同施設のコンプライアンス状況と経済効果に満足していることを示す。