日本がベトナムへの巡視船提供を計画 海洋に進出する中国をけん制

日本とベトナムは海洋安全を中心議題とする初の二国間協議を5月にハノイで開くことを決定した。両国は東シナ海、南シナ海での主権主張を強化する中国に対抗するべく緊密な意思疎通を行う計画だ。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 日本はさらにベトナムへの巡視船提供を計画している。中国政府の船舶が尖閣諸島(中国名:釣魚島)周辺の日本領海に複数回侵入しているが、これは中国の 強硬な姿勢を示すものだ。日本政府の関係者は、「両国政府は協議を通じ、法律により海洋安全を保障し、中国が強硬な姿勢で海洋に進出することを防止する」 と述べた。(編集担当:米原裕子)

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ホアファット、鉄道レール生産に向け独SMSと契約

鉄鋼大手のホアファット・グループ(HPG)は5月29日、製鉄設備大手の独SMSグループとの間でレール用鋼材や特殊鋼の生産ライン設置に関する契約を締結した。年産能力は70万トンで、2027年第1四半期に高速鉄道向けレールの出荷を開始する計画。これにより、ホアファットは東南アジアで唯一の高速鉄道レール製造会社になるという。

CMA―CGM コーポレーション(SNP)、ハイフォンで港湾開発

仏海運大手のCMA―CGMグループは26日、ベトナム北部ハイフォンで新たなコンテナターミナル(CT)を開発するため、サイゴン・ニューポート(SNP)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。総投資額は約6億ドル(約860億円)で、設計、建設、運営を含む官民連携のプロジェクトを推進する。新ターミナルは「ラックフェン7・8」として、ハイフォンの戦略的拠点であるラックフェン地区に建設される。

ベトナム、F-16戦闘機購入で米国と合意

米国政府日に語った、ベトナムは米国とF-16戦闘機の購入で合意した。

ベトナムの首都ハノイで2024年12月19日、国防省が主催して兵器や防衛関連装備品の国際展示会が開かれた。軍用品のロシア依存から脱却し、調達先の多角化を図る狙い。

 米国は大規模な代表団を組み、ベトナムが購入に関心を示すC130輸送機を展示。在ハノイの外交筋によると、C130の売却交渉をてこに関係を強化する思惑とみられる。

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